となりの億万長者

私の家のとなりのかたは(たぶん)億万長者ではないと思いますが、以前勧められて「となりの億万長者」という本を読みました。たしか米国の統計に基づいてでたデータを分析して判明した内容が書かれていたと思います。それによれば億万長者と呼ばれる人はもちろんアメリカでもごく僅かな%しかいないのですがこの方たちを分析した結果この人たちは予想を覆して高給取りではなかったということです。

芸能人やスポーツ選手のようなものすごい額のお金を貰う人たち=お金持ちと考えがちですが、実はミリオネアの多くの人は私たちとほぼ同じような収入の人が大部分を占めているそうです。給料が同じで残っている金額が違うということは、必然的にお金を残すたった一つの方法、それは『使わない』という事なのだそうです。億万長者の腕時計を調べたら2/3は何と1万円以下であったと記述されていました。そしてこのような人たちはごく一般の我々と同様、いやそれ以下の質素なつつましい生活をしていますから「隣は金持ってねえよ」なんて思わせておいて本当は大金持ちな訳です。