ご先祖に感謝すること

今自分がここに存在している事に感謝しよう。なぜ存在できているのか・・・両親がいる、じいちゃんばあちゃんがいる、そしてさらに親がいるというようにご先祖なくして今の自分は存在しえないのである。
だからご先祖様には感謝しなければいけない。
風水でも、生きている人の為の「陽宅」に対し、亡くなった方の為の「陰宅」風水というのがある。墓や葬り方、管理の仕方などを示したものだが、陽宅同様重要視している。
 
命とは存在そのものである。例えその命が尽きようとも、そこに存在したという歴史は残る。その命の残した痕跡は、必ず他の何かに影響を及ぼし、次の世代へのかけはしとなっている。
どのような存在であったとしても、決して無駄な命など無い。存在そのものに意義があり、誰か何かの為になっている。
だから自殺などという、自らの意志で自らの命を無くすような行為はしてはいけない。
必ず誰かが自分を守ってくれている。見ていてくれる。認めてくれる。だから学び、行動し、結果を求めていく。
欲があり、それは夢にも希望にもなる。
 
先祖の受け継いできた事を後世に伝える。家族を永久につなげていく。私達の宿命でもある。
歴史も、環境も、文化も、習慣も、そして何よりも遺伝子を、受け継いでいくこと。
しがみつくのは土地なども含めた資産ではない。有形のモノはいつかは変化を向かえる。無形の財産こそ語り継いでいけるココロそのものだと思う。
 
存在を信じる。先祖は、自分自身であると考え、大切にしよう。