夢のような80年代

80年代の音楽業界はとても華やかだった。
当然、核となる音楽は、マイケルジャクソンのスリラーやマドンナのライクアバージンとなるだろう。他にも本当に様々な楽曲が残された。
共通点は「サビ」のわかりやすさにあると思う。
これが流れればみんなで騒げる、ここ一発の盛り上がりのあるところ・・・
バブル初期の盛り上がりは今もカラフルで明るい!

今の音楽は・・・とは言いたくないが、おじさんの僕には実はわかりにくい。何を歌っているのかわからない。
当時を振る変えって日本の楽曲を上げると、サザンオールスターズが78年の勝手にシンドバットでデビューの後、79年のいとしのエリー、82年にチャコの海岸物語と続く。同様にユーミンこと松任谷由実が、80年に恋人がサンタクロース、81年に守ってあげたいと名曲が続く。
いい時代でしょ!

世はディスコで盛り上がり、カクテルなる飲み物が氾濫し始め、トムクルーズが踊りながら映画の中でシェーカーを振っていた。
余談だが、カクテルとは「混ぜた酒」という意味で、1875年の製氷機の発明により始まったお酒の飲み方である。
日本初は1880年代に横浜で始められたといわれているが、僕には定かではない。
しかし、日本初の缶チューハイブランド「ハイリキ」が1983年に産まれということもあり、この頃から僕ら庶民の口にも手軽に入れられるようになったのだと思う。

あの頃は良かったなどと昔話ははなはだ言いたくないが、今の世相は殺伐しているように感じる。僕らもわがままだったが、今の若者は既に宇宙人に感じる程、何を考えているのかよく理解できない。僕も大人になってしまったんだろう・・・