野菜の保存方法

買いだめした野菜、保存方法を間違えるとすぐにダメになってしまいます。食品を腐らせてしまうほどもったいないことはありませんよね。
野菜には種類に応じて適した保存方法があります。
上手に食品を保存することは食費節約の最初の1歩、私のやっている野菜の保存方法を紹介します。

■ ストック野菜はかごにいれて
たまねぎ、じゃがいもなど常時ストックしておく野菜は通気性悪いポリ袋などにいれておくとすぐにいたんでしまいます。かごや専用のストックバックにいれて風通しのよいところに保存。暗くて涼しいところなら芽も出にくいので長期保存できます。

■ 大根やかぶはまず葉をおとす
大根やかぶは葉をつけたままにしておくと葉が栄養分をどんどんすってゆくので根っこの部分はスカスカになってしまいます。買ってきた大根はまず頭の部分から葉をおとしてしまいましょう。もちろんおとした葉だって刻んでチャーハンに入れたり、ゆでておひたしにしたり、と無駄にはしません。

■ 葉もの野菜はぬれ新聞紙にくるんで
ほうれんそう、小松菜、白菜などの葉物野菜ものは水分を失わないようにするのが鮮度を保つきめてです。ぬれた新聞紙でぐるっと葉の部分を包んで保存します。新聞紙はかわいたらまた水にくぐらせて水分を補給します。
ほうれんそうなどビニールの袋にはいっているものは、一回袋のなかに水をいっぱいにいれ、底に穴をあけて水をぬく、という方法でもOK。これだけで何もしない場合の数倍野菜が長持ちしますよ。

■ 鮮度がおちやすいならゆでて冷凍保存
ブロッコリーなどは買ってきたらすぐ小分けにしてゆでて冷凍保存します。ポイントは固めにゆでることと水分をしっかり切ること。
解凍するときにもう一度熱を加えることになるので固めにゆでておかないとクタクタになってしまいます。
また水分をしっかりきっておかないと野菜どうしがくっついてしまい解凍するとき不便です。

■ 香味野菜は冷凍保存
ねぎ・しょうが・にんにくといった香味野菜は一度にはたくさんつかいませんが、常時保存しておきたいものです。買ってきたらすぐに小分けにして冷凍してしまいましょう。

ねぎ:洗って水気をきったら小さく刻んでフリーザーバッグにいれて冷凍します。このとき密閉せず空気をいれた状態にします。ある程度凍ったところでバッグの中のねぎがバラバラになるようにフリーザーバッグをふります。凍ったままお味噌汁などにいれて使えます。

しょうが:一回に使用するくらいの大きさに切って保存します。フリーザーバッグにいれるかひとつずつラップにくるんで冷凍します。使うときは凍ったままおろし器でおろせますよ。しょうがは冷蔵ではカビたりくさったりしやすいので冷凍がオススメです。

にんにく:ひとつずつ小分けにして薄皮までむいてツルンとした状態で冷凍します。私はまとめてフリーザバッグにいれ、使うときにひとつずつ取り出します。常温で数分おいておくとすぐ包丁で切れるやわらかさにもどります。冷凍しても香りはおちませんので心配ありません。

ちょっとひと手間で野菜のもちはグンと違います。上手に保存して最後まで大切にきちんと食べたいものです。