今週も毎日、いろんな波が私のところにやってくる。
魅力的な人たちとの出会い、新しいお客様、知人の結婚の知らせ、初めて行く町、賃貸マンションの契約更新。
どの波も私にとっては大波ばかり。
だけど、どの波に乗るか決めかねている間に波が消えてしまうのでは悲しい。
欲張りな私はすべての波を乗りこえたい。そして、その波に乗ってみて何が見えるのか知りたい。
もちろん、一番高い波をキープしたい。そうすればたくさんのものが見えるから。
体力は大丈夫だろうか。準備はできているだろうか。
場合によってはリフトを探さなければならないかもしれない。

ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さんと貧乏父さん」を読んで、心に残った言葉がある。
「いい波は必ずやってくる。」
波が行ってしまったというのに、あせってそれに乗ろうとするとたいていは波に足をすくわれる。
頭のいい投資家は市場の波が最高の時に乗ろうと狙ったりはしない。波に乗り損なったら次を探し、そのための準備をする。ほかの投資家がなかなかそうできないのは人気のないものを買うのか怖いからだ。勇気のない投資家は群れでしか動くことのできない羊のようなものだ。
彼らは投資とは売るときに利益を得るのではなくて買うときに利益を得るものだと知っている。そして辛抱強く待つ。
大きな波がいつくるかその情報を手に入れて早めに波に乗る。情報を手に入れるのが早ければ早いほど、少ない危険で大きな利益を得るチャンスがある。

私は投資家ではない。けれど私は自分の人生の経営者である。自分のことをよく知り、分をわきまえながら、チャンスは見逃さないようにしたい。
だから、私は他人の真似をするのが嫌いなのだ。
人生は一度だけ。でも波は何度でも来る。いつでも、自分だけの波を乗りこなしたいと思う。